3.4.5.6年合同2023年春合宿

 春としては3年ぶりに開催された今年度の春合宿は、新3~6年(27~24期)まで4学年合同での開催となり、選手と13名の指導者で1泊2日による合宿を実施しました。
 天候にも恵まれ、さくら満開の芝グランドでのトレーニング、また、学年の枠をこえたチームによるオリエンテーリング、体育館でのドッチボール大会と、そして、最終日は飯盒炊飯によるカレーパーティーも実施されました。

 親元を離れて、仲間と集団協同生活をおくる、経験した事のない事を体験することで、選手の精神的成長を期待するとともに、選手間、指導者と信頼関係を構築する目的で実施された合宿の成果は、ご自宅に帰った選手たちの笑顔で分かると思います。
 8月には夏合宿(2~3泊)も計画しておりますので夏に向けての訓練の意味を踏まえ、大成功の合宿だったと思います。
詳細は各担当指導者より
                  
期日:令和5年4月1日(土)、4月2日(日)
場所:茨城県立さしま少年自然の家 
帯同指導者:13名

【新6年】
新6年生は現地集合のメンバー含め13名が参加。
学校でも宿泊学習は行われる。だが、あえてチームとして合宿を行うその意味に、そして合宿を通して気づかなければならない自分達の課題に気づいて欲しい。

「今、何をすべきなのか。合宿中は常に考えなさい。」
現地に着いて、それだけを伝えた。

1日目の活動を通して。
トレーニング時は集中して取り組んでいて、いつもと違う場所でもいつものように行動できる姿勢は良かったので◯。

昼食は積極性に欠け指示待ちだったが、その点を反省できたのか夕食は積極的に動けていた。直前の反省を活かしていて◯。

オリエンテーリングは、合宿のテーマを追求できたチームと忘れてしまい目的意識の希薄さが結果にあらわれたチームとにハッキリと結果が分かれてしまい△。

ミーティングでは、意見交換しながら答えをまとめようとする姿勢が前向き、集中力もまずまずで◯。

今日一日の活動と結果に、今の自分たちに必要なものをどれだけ見出せただろうか?合宿リーダーの積極的な姿勢が光った。周りがその思いに答えられるか。入浴、就寝、2日目の活動も、合宿のテーマを常に意識して欲しいが果たして。残念ながらここまでで本合宿での帯同を終える。

さしま少年自然の家スタッフの皆様、送迎のご協力いただいた保護者の皆様、合宿へのご理解ご協力ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
(添田)

春合宿 二日目
朝から肌寒い気温の中、二日目の合宿が始まった。前日は監督から注意を受ける6年生だったが、ドッチボールでは大活躍する姿が印象的だった。サッカーの試合でも活躍を期待したい。
それでも部屋に忘れ物が多く、更に指摘されてしまう。
はんごう炊飯では、下の子達を引っ張って、見事に成功してくれたんじゃないかと思います。
4月からフォルテのトップとして責任を持てなくては行けない。下の学年の子達の模範となれるのだろうか?
この合宿は失敗だらけの6年生だったが、失敗で学ぶ事で、大きく成長するとを信じています。
今回参加された保護の方、沢山のサポートを有り難うございました。
また、U12の公式戦が今月から始まります。
遠征での連戦が続きますが、引き続き応援サポートよろしくお願いします。
(飯塚)

【新5年生】
春合宿は前の週末とは正反対に暖かくおだやかな天候に恵まれ、新5年生は4名で参加しました。

行きの車では、信号待ちの度に合宿の目標の読み上げを行い、途中からは不確かな暗唱をしていました。特に5分前行動は身に付いていない選手が多いので、何度も確認しました。

午前の活動前のミーティングでは、活動場所をしおりで探す課題を行い、集合時間を伝え、指導者は外で選手を待ちました。活動場所の到着は5分前とはいかなかったけど、自分達でたどり着きました。

活動場所は桜吹雪で、他に利用者もいなく、極楽のようなところでした。

昼食では6年生が配膳をしていたので、全員そろって昼食を早く始めるために何が出来るかを5年生に伝えました。すると、6年生の分の食事をどこに置いていいか分からない、1回だけ取りに行って席に戻る、その選手に声をかけるなど、少しずつ団体行動の片鱗が見えていました。

午後の活動は野外オリエンテーリングで、地図を片手に木々に取り付けられた目印を探す活動を、3~6年混合の班毎に取り組みました。

オリエンテーリングで帯同した班には5年生はいませんでしたが、選手たちがそれぞれ行きたい方向を提案しあい、お互いに意見を言い合い活動していました。

夕飯前のミーティングでは吉原副代表のもと、お絵かきしりとりや、選手の共通点を書き出す課題に取り組みました。共通点では「家でお手伝いをしている人」と言った選手が、自分だけ手をあげなかったり、「うそついたことない人」と言って誰も手をあげなかったり、おかしかったです。

2日目は所用があり、初日しか見られませんでしたが、団体行動やお互いを理解する点で少し成長できたかなと思います。

宿の手配をして頂いた奥村コーチ、宿の関係者の皆様、合宿にご協力頂いた保護者の皆様、ありがとうございました。
(小倉)

【新4年生】
4/1.2 さしま少年自然の家で6.5.4.3年生の合同春合宿が行われました。
新4年生11名参加 一名は都合のため夜のミーティングのみ参加。

進級して初めての活動。今回の合宿は時間(5分前こ)を意識して行動する。仲間との絆を深めるをテーマに取り組みました。
昨年の夏合宿を経験した事で活動場所への集合、活動開始の5分前に準備を終えるという事は意識してできたと思います。スタートの時間は意識できるようになったてきたが今何をやらなければいけないのか何をすれべきなのかできている選手もいるができていない選手に伝える事はまだできていない。すぐにコーチ達に聞くのではなく自分で考え、仲間同士で話し合って解決できるようになるといいと思います。
夜に行ったミーティングでは12名揃い4年生での目標をみんなの前で発表してもらいました。全員が明確な目標を持てていたので達成できるように頑張ってもらいたい。
2日目のカレーライス、6年生を中心に美味しくできとても美味しかった。

合宿にご協力頂いたさしま少年自然の家のスタッフの皆様、2日目カレー作りにご協力頂いた保護者の皆様、送迎して頂いた保護者の皆様ありがとうございました。
充実した合宿になりました。
(佐藤)

【新3年】
新3年生の合宿の報告です。

新3年生になり、学校も始まっておらず新3年生になった実感も恐らく湧いてないであろう選手達の初めての合宿。
残念ながら1名の選手欠席の6名が参加した。
親元を離れての合宿はワクワクもありつつ、不安でいっぱいだと思う。
という心配を他所に朝からいつも通りの元気な選手達の姿。

1日目
合宿場所に着いて、まず今回の合宿のしおりに書かれた「やくそく」をみんなで声を出して読みながら確認。
広場でいつも通りサッカーを楽しみ、昼食。
初合宿ということで準備は6年生のお兄さん達を中心にやってくれて至れり尽くせり。
午後からは各学年が混ざったチームを作り、施設内に隠された番号を地図から探してビンゴをするオリエンテーションを行った。
上の学年のお兄さんにベッタリ着いていく選手もいれば、吾先にと番号をチームから離れて突っ走ってしまう選手。
2、3年後同じチームのお兄さんと同じように、後輩を引っ張る役目ができるだろうかと心配に。
その後各学年分かれてミーティングを行い、新3年生は8人制サッカーが始まるのでオフサイドとスローインのルールを説明したが、とにかく落ち着いて話を聞いていることができないこの学年。集中力を高めるトレーニングを行った方がよかったのではと後悔。
夕食やみんなでのお風呂は皆仲良く楽しんでいたので、私自身合宿の良さはここにあると感じた。
「同じ釜の飯を食べ、男同士裸の付き合いをする。」

2日目
選手達は早くから廊下をウロウロしたりと落ち着かない様子。
夜中なかなか寝られず寝不足から体調不良を訴える選手も。
かわいそうだがこれも経験。

朝食後、荷物を整理し、体育館でドッヂボールを楽しんだ。
その後キャンプ場へ場所を移し、飯盒炊爨。
失敗も経験ということで、指導者や手伝いに来てくださった保護者もアドバイスしたいところを極力我慢して見守った。
選手達が協力して作ったカレーは最高に美味しかった。
後片付け後、締めくくりに合宿スタート時に確認した「やくそく」に対して自己評価。ほとんどの選手がポジティブな自己評価。悪く言えば自分に甘い評価。
次の活動場所に移動する際、3年生の忘れ物のせいで確認を怠った6年生が注意されるシーンが何度か見受けられた。6年生には終始迷惑をかけてしまった。
合宿帰りの車の中では、「すごく楽しかった」「友達がいっぱいできた」と嬉しそうに話してくれた。
次の合宿では今回の経験を活かして、お兄さん達のような行動が取れるようステップアップしていこう。

さしま少年自然の家のスタッフの皆さん、飯盒炊爨に応援に駆けつけていただいた保護者の皆さん、ご協力ありがとうございました。
(深津)