2.3.4.5年生合同春合宿
2025/3/29〜3/30
会場 千葉県立手賀の丘青少年自然の家
【Summary】
「知らない世界を知る」これがフォルテの合宿の目的である。
フォルテの合宿は小学2年生から3年生に進級する春から始まる。6年生までに6~7回の合宿を経験し自立・自走を育むことを目標としている。
今回の春合宿は新3年生から6年生までの4学年が合同で行った。今までも複数学年、同会場で行うことはあっても、学年別行動は夜のミーティングのみ。12人部屋には4学年が2~3人ずつで、環境としては少々気遣うことが必要だった。
初日は雨、雨天用のスケジュールで2025年春合宿がはじまった。
オリエンテーション、プラネタリウム後は各々の部屋で学年を超えた交流。午後は体育館へ移動しフットサルを皆意気揚々と楽しんだ。
食事は全てバイキング。例年好きなものを並べる選手が多かったが、今年は「見本通りに!」の厳しい命令とも思われる食堂スタッフ(おばちゃん)の声が響き渡った。
清掃やべッドメイキングはホテルや旅館と違い分担制で自主性が求められる。先輩をみながら、もくもくと掃除する姿が見られるものの、残念ながら手を抜き、いい加減に行う選手は指導者から厳しいチェックが入った。その後、施設職員の立ち会いによる緊張の部屋チェック。各部屋のリーダーが部屋ごとにチェックを受け、何とか合格をもらった。
2日目は天候も快復。予定通りに野球の試合と午後はウォークラリー。
野球もウォークラリーも混合学年A.B.C.Dの4チームに分かれ対抗戦。ウォークラリーはそれぞれにコーチがつき、時間差でスタートした。選手はコースの経路ヒント図について、いろいろと話しかけてくるが、決して答えない。その都度、「自分で判断して下さい、見守るだけの存在です」と指導者申し送りの返答で選手の判断や自立を促した。
選手と一緒に追いつけ、追い越せで走らされたコーチの皆さま方、お疲れ様でした。
新たな1年のスタートをきった春合宿。
選手達の自主性や協調性を養うことができ、個人、チームともに大きく成長。また、各課題に取り組む姿勢、随所で集中力が途切れることなく行動する姿が印象的な春合宿でした。けが人無し、脱落者なし、5分前の行動完璧でした。
(吉原)
【review】
【新6年生の部】
最後の春合宿。合宿の学年テーマは【最高学年として後輩を牽引】として2日間過ごす。初日は季節外れの冷たい雨となり、プラネタリウム閲覧後、体育館でフットサル大会を行う。フットサルでは各チームの6年生がリーダーシップを発揮しながら、拮抗したゲームが続いた。
しおりのタイムスケジュールに関しては、一度も遅刻はなく5分前集合が当たり前にできるようになる。数年前同じ場所で時間管理の指導したことも思い出される。
フォルテの合宿は、積み上げて成長していく。
本日三年生がウォークラリーで、ナップサックを忘れて、水筒を手持ちすることになるが、重くて厳しい体験をする。これにより来年はナップサックを忘れなくなるだろう。またこの手持ち水筒は、5年生、6年生で順番に持つこととして、ウォークラリー無事完歩した。素晴らしい先輩達、見事なチームワーク。
最高学年として、成長をみせてくれた合宿となる
(赤澤)
【新5年生の部】
新3年生〜新6年生まで合同での初合宿。
初日はあいにくの天気でアスレチックやサッカーはできませんでしたが、プラネタリウムと体育館でのフットサルをやりました。
新規入団した選手も早速合宿に参加、親睦を深めることができたかと思います。
学年ごとに行ったミーティングでは、サッカーノートの書き方、バランスチェック、風船サッカーバレーの3つをチョイス。
まずはサッカーノートですが、試合のたびに書くことを習慣付けたいと思いますので、毎回試合にはこの合宿で配ったノートを持ってきてくださいね。
バランスチェックは、目隠し&耳栓をして、その場で足踏み50回、視覚と聴覚を遮ることで前に進んでしまったり感覚のズレが生まれるというチェックをしてみました。
しかし場所が和室だったので、畳のフチを足裏で感じてしまい、ちょっと思うような結果にならず…
改善点あるため、今度外で靴履いてやります!
あとは楽しく脚で風船バレー。
体育座りをした状態で、立ち上がるのは禁止での風船バレーは和室でも十分楽しめたかと思います。
2日目は晴れたため野球とウォークラリー。
色んな学年が混合されたグループごとに活動したため、普段の練習では生まれない交流や体験ができたことと思います。
さあ、4月からは新学年になります。
このメンバー、このチームで一緒にサッカーができる時間を大切にしていきましょう。
寝る間を惜しんで夜通し遊んでいた選手達、今日はゆっくり休んで来週からまたしっかりサッカー頑張ろう!
(石塚)
【新4年生の部】
初日は予報通りの雨により入所後、プラネタリウムを鑑賞。昼食を挟み体育館のフットサルで体を動かす。昼食では食べ切れる量のおかずを準備しスムーズに済ませられたあたりは昨年の春合宿からの成長。
学年ミーティングはアイスブレイクによる選手同士のコミュニケーション向上と、ビルドアップについてのグループ討議を実施。各選手の個性と特徴、試合における共通意識の必要性についてを実施。夜の自由時間は思い思いに他学年生と交流を深めていた。
2日目は晴天となるも雨の影響が少し残っているグラウンドで予定通り野球スタート。ルールに戸惑いながらも全力プレー。痛烈な打球を打つ選手、相手の隙を突いて進塁する選手、何より全力でチームメイトを鼓舞する声援が見られたのが嬉しい。午後のウォークラリーが早めに終わった事もあり、予定より早く市役所へ。
初日の夜、中々寝られなかった?事もあり帰りの車内はとても静かだったご様子。到着後にはこの合宿でチームを離れる選手と挨拶を交わし解散となった。
新学年となり合宿でも下の学年生と一緒に活動、手本となる行動を意識する事も大切、色々と経験し、更なる成長が出来る一年にしましょう。
(緒方)
【新3年生の部】
新3年生として初めての合宿となった今回。これまで何十回と合宿を経験している私も手賀の丘少年自然の家での合宿は実は初めてだった。
3年生は4名が朝から、骨折明け1名が昼前からの参加となった。
実施内容等については他学年からの報告通り。
初日のフットサルはコーチ5人によるドラフト会議でチームを編成。選手選びには各コーチの色や考え、ポジションのバランス、選手の性格も出ており、最後まで順位がわからない接戦となった。
3年生のミーティングはこの4月から本格的に始まる8人制を前に「ポジションを知る」「互いの考えを知る」勉強とゲーム。わかってるようでわかっていない他人が一番やりたいポジション。
2日目は天気も回復し、野球。守備はさっぱりでしたが、意外とバットに当てられてました。
ウォークラリーも上級生に助けられながら、楽しくできたようです。
平日練習に参加している選手も多いので、上級生とも壁がなく、合宿全体通して楽しめたよう。
残念だった点は3年生全員が何かしら忘れ物をしていたこと。そして3年生だけではないが、夜中に廊下を走り回っていたこと。他団体も宿泊していたことを忘れてなかっただろうか。夏も合宿をやりたいと口々に言う3年生。果たしてこの反省を活かせるのは今年の夏なのか、来年の春なのか。
参加されました皆様、お疲れ様でした。
(飯塚)