3年春合宿_手賀の丘

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今合宿のメインテーマである『自分達のことは、自分で』を事前に共有し、合宿準備は親に頼らず自分でやる事。
合宿のしおりの宿題には、サッカーに対する自己目標と達成するためにはどうするか?を考えてくる事とした。

一日目
2019年4月6日 晴天 選手13名
手賀の丘少年自然の家に到着する。
先ずは施設職員に合宿ルールである毛布の畳み方や、消灯起床の時間の説明をして頂く。
選手達が合宿ルールを理解する事は、今回のテーマ(自分でやる)にとって重要である為、質問を繰り返し理解を深めた。

その後、選手をあみだくじで2班に分け、班長、副班長を話し合い決めた。班の名前も自分たちで(バルサ班とユベントス班)。
その後は、基本的に班単位での行動とし組織化を図る。伝達は班長に、班長からメンバーへの流れを大事にした。

体力の有り余った選手達、班に別れてアスレチックを楽しむ。
昼御飯は何処で食べるか?選手達に決めてもらうと、日当たりのいいベンチを選びそこで。

夕方になり、選手全員で入浴へ。選手はタオル、シャンプー、パンツなど様々な物を忘れる。
テーマは自分たちの事は自分で。タオル忘れたなら、誰かに借りれるか頼む。
パンツは裏返してはき、少し気持ち悪いかもしれないが、それを感じる事で成長できると信じる。

夕飯は野菜を摂取。栄養バランスの重要性と食べ残さないなど、マナーについて確認する

夜ミーティングを実施する。宿題であった個人目標を皆の前で発表する。
人前で話す事も良い経験。各選手は近内監督より目標達成に近づく為のアドバイスをもらう。

背番号について話し合う。
10番などエース番号が人気あり、希望背番号を獲得する為に明日、一対一で戦い勝者が背負う事を伝え消灯となる。

一日目終了

合宿二日目
朝5時30分頃から選手達が目覚める。
自主的にシーツを剥がし畳む者もいた。
毛布の畳み方がなかなか出来なかったが
班長を中心に二人で畳むなど工夫し時間内に完了した。

朝食後、朝練開始、一対一の背番号争奪戦は白熱。
勝利し喜ぶ選手と負けて泣く選手もあり、何れにせよ思い入れのある背番号になって欲しい。
最後にミニゲーム。
班の名前(バルサ)対(ユベントス)で対決。5対4と激戦を制したのはバルサ班であった。

昼食後、フィジカルを鍛える事を目的としレクリエーションを実施する。
中でもケンケン相撲は盛り上がった。ルールはケンケンしながら肩と肩ぶつかる(チャージ)で相撲する。
ぶつかりかた、避けかたなど駆け引きあり。転びかたも学ぶ。

午前、午後とハードな練習ではあったが終了となる。施設職員に挨拶し車に乗り込み。終了となる。

メインテーマに立ち返ると、『自分たちのことは、自分で』とすれば準備不足で練習に参加出来ない者、
寝不足や食べ過ぎなどのコンディション不良な者、人の話を聴かずミスする者。
言葉には出来ないくらい、各々失敗体験をしている。
失敗は沢山して欲しい。再発しないよう考える力が自立に近づくと信じる。

最後に。皆で泊まり同じ釜の飯を食い。笑って過ごした仲間から生まれるチームワークが楽しみでならない。

コーチとして至らない部分も多かったと思いますが合宿に協力して頂いた皆様に感謝致します。

3年 赤澤