5年交流試合

会場 流山スポーツフィールド           .

初石少年サッカークラブ 交流試合

初石さんの夏合宿交流試合にお招きいただいた。
合宿での成長、今後の公式戦を見据え、
挑むこととした。

初石A vs. フォルテA 0-2 勝ち
北野B vs. フォルテB 0-2 勝ち
北野A vs. フォルテA 2-0 負け
初石B vs. フォルテB 1-3 勝ち
北野B vs. フォルテB 0-0 引き分け
初石A vs. フォルテA 0-2 勝ち

見応えのあるゲームがいくつか出来た。

詳細は名和コーチ、矢嶋コーチから。

谷津
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初石SC交流試合試合報告
日時:8/25【日】
会場:流山スポーツフィールド
晴天の中21期20名の選手達が元気な顔で集合しました。
会場到着後、少し緩い雰囲気を指導者に窘められはしましたが概ね雰囲気もよく、気持ちもスイッチが入っているようです。

第一試合
初石A vs. フォルテA 0-2 勝ち
開始と同時に両チーム共に激しくボールを奪い合う。
プレススピードが共に早く、一つのミスで攻守が目まぐるしく変わる攻防が続く。
個の突破力がある対戦相手に対し、フォアチェックが良く、時間をかけさせている間に、
全体でリトリートし整えながらチームとして守れている印象。
しかしそこを上回る個の突破から数回危ない局面を作られてしまいましたが、幸いにもキーパーのナイスセーブに救われました。
我慢の時間の後はフォルテのペースとなり、コーナーキックからこぼれをきっちり得点。
先制点で落ち着いたのか、その後落ち着いたボール回しから裏に抜け出し追加点。
開始から終了まで両チーム良く走り第一試合を終えます。
最近のテーマであるチェックの動きはまだまだ迷いながらですが、リスタート時等、やろうとしている意識は見えました。

第二試合
北野A vs. フォルテA 2-0 負け
トップに非常にスピード、テクニック、シュートセンスと揃った選手を置き、一つ後ろトップ下に屈強でキープ力、キック力のある選手がいることにより非常に怖い攻撃を繰り出す対戦相手に対しフォルテはまずきちんと相手トップ下を囲めている。
裏に出されたボールに対しDF二枚がカバーをすることにより連動してシュートまで持ち込ませない。
フォルテオフェンスに関して言うと、若干縦に急ぎ気味か相手守備網に縦パスが引っかかる。
それでも時折トップの選手がタメをつくり起点になりながら徐々に相手陣内でのプレーが長くなる。
サイドからのシュートも惜しい場面を作る。
前半の飲水後、まさかのアクシデントが発生。
相手GKの勇敢な飛び出し、フォルテFWも果敢に狙った結果、パンチングがボールと共に顔面に、、、。
両者共に勇気あるプレーでした。
フォルテはここでトップを変え、攻め方を変えます。様子見の状態に戻り前半終了。
後半、フォルテは後ろからビルドアップし中盤もつなぎながら攻め込みます。
後半の飲水タイム付近にまさかの形で失点。
失点内容としてはバックパスをトラップした後にパスの判断が遅れたところを攫われてしまった形でした。
ただ、選手達の成長が見られたのはこの場面でした。
自身のミスをしっかり受け止めたのか、しばし地面に伏せた後立ち上がりチームメイトに謝罪するGK、
チームメイトからはネガティブな声は一切なく「取り返そう!!」とポジティブに前を向けていました。
目の前で起きたことを受け止めて心からチームメイトに「ごめん」と伝える姿は今後の成長を期待させるものがありました。
チームメイトの反応も今までにない明るさがあり、精神的に逞しくなってきたのだろうと感じ
る場面でした。
試合結果としてはそのまま0-2、縦、縦となり過ぎたか変化に乏しく、得点が遠かった点は反省材料です。

第三試合
初石A vs. フォルテA 0-2 勝ち
迎えた第三試合、この前に行われたフォルテBの二つの試合が非常に熱い、素晴らしい試合でした。
感化されたのでしょうか、選手達は試合前のミーティングから表情が違いました。
本日二度目の顔合わせということもあり、第一試合よりも更に立ち上がりから両者ハイプレスの応酬となります。
相手トップのドリブル突破を起点にバイタルエリアにグイグイ侵入されますが、
対するフォルテはDF二枚が素晴らしいチャレンジ&カバーでボールを奪い、ボランチからサイド攻撃、両チーム人もボールも良く動く。
非常にスピードのある、一つのミスが大きなピンチを招くスリリングな展開となります。
一進一退のまま迎えた後半。
変わって入った選手がリズムを変えてくれました。ドリブルとパスを使い分け、チームにリズムをもたらします。
相手守備陣が中央に寄り始めたところを攻守に良く走っていたサイドの選手がカウンター気味に抜け出しミドルシュート。
待望の先制点となります。最後までそのままチームとしてハードワークし内容も充実した試合! となりました。
試合を通して、コミュニケーションを取り合う回数も増えたと感じます。
結果、判断が早くなり、明確になった分チームとしてプレースピードが速くなった場面も増えたように見えました。
ここに最近課題のチェックの動き等が加わるとチームとしてより高いステージを目指せると思います。

選手達は本日の猛暑の中、本当に頑張りました。
交流試合を開催してくださいました初石sc様、対戦してくださいましたFC北野様、本当にありがとうございました。
本日も熱い応援を選手達に送ってくださいました保護者の皆様。本当にありがとうございました。
指導者の皆様も熱い指導、本日も本当にお疲れ様でした。
長文失点いたしました。

五年名和
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風はあるもののやはり厳しい暑さの中、初石少年サッカークラブさんにお招きいただき、交流試合に参加させていただきました。

フォルテBチームの試合寸評です。

全体的に、雰囲気のよさを感じるものでした。
合宿には自分が少ししか参加出来ず、全く見る事が出来なかった選手が多いBチーム、
各コーチから話は聞いてましたが、少しずつ噛み合ってきているのだろうか。

この日は、ある選手の表情がとても気になった。
2試合目、1点ビハインドで前半を終えたハーフタイム。
どこか楽しそうな、そんな表情。
しかし、「負けてんのにヘラヘラするな!」と言いたくなるような、そういう類のものではなく、なんと言えばいいのだろう。
充実感?
その後、後半に3点を取り勝利したあと、その選手がポツリとこぼした、「なんかこの試合楽しかった」が、
今のこのチームの空気を物語っているのかなぁと、しばらく見れていなかった自分は思いました。
勝ったから楽しかったという、それだけではないような、そんな感じがしました。

パスの強弱・方向のズレ・ボールを受ける準備・シュートにいく準備等々、まだまだな部分ももちろんありました。
準備出来てればもっとちゃんとシュートにいけたなー!なんてシーンもちらほら。
でも、なかなかに辛い暑さの中、足つったか?という姿を見せながらも最後まで走りきった選手。
カバーに攻撃に守備にと、どこにでも顔を出した選手。
声でチームを鼓舞した選手。
全員がよく走ったのではないかなと、そう思います。

5年生から新体制になり、なかなか勝てなくて試合毎に涙を流した選手もいます。
なかなか勝てなくて負け慣れてしまうのではないかと、心配になった選手もいます。
久しぶりに見て、無駄な心配だったかなと思いました。
思わせてくれました。
よく戦っていた。

この交流試合では、初石少年サッカークラブさんには、色々ととてもよくしていただきました。
参加させていただいた事も含め、本当にありがとうございました。

何度も書きますが暑い中、送迎・応援。
保護者の皆さん、お疲れ様でした。

5年 矢嶋