6年第22回春日部上沖友好杯2日目

2-2上福岡、1-3ゼウシス、1-1(PK6-5)バンビーノ
会場 春日部谷原西グランド

毎年新年明けに行われる、春日部上沖友好杯。今回で22回を迎える、歴史ある大会だ。
年明けに行われた予選リーグは前日の蹴り始め練習のおかげもあり、予選順位決定戦では終了間際の劇的なゴールで勝利し、二日目の一位ブロックに繋げることとなった。

予選リーグの帰りの車中、コーチ間での話しの中、正月休み明けの前日練習の大切さが重要なことと、年末に参加した招待試合からチームとして勝利への執着心が得点や球際の粘りに表れて来ていると感じていた。
今大会の順位リーグも引き分け、敗戦と戦績としては今一つであった。
しかし、監督が言った、『勝ちを拾う』ことが出きるチームに成長出来てきたのではないかと思う、3位決定戦への切符はコイントスで決まり、チームキャプテンを先頭にチーム全員で引き寄せたと言っても過言では無いと思う。
更に、3位決定戦では前半に失点し、風下となる後半で途中から交代したトップの選手の飛び出しから同点ゴールを奪い、
PK戦まで持っていき3位という素晴らしい成績を残すことが出来た。
試合に出場した選手、出来なかった選手に関わらず、チーム全員があきらめず、最後まで挑み続けたことが結果に結びついているものと思います。

最後に昨年末から本年明けと、お忙しいなか、選手たちを元気に送り出していただきました、保護者の皆様、更には車出しや暖かい炊き出しを準備いただきました、役員さんや保護者の皆様、本当にありがとうございました。
また、大会参加において審判等でサポートいただきました、監督、コーチの方々、ありがとうございました。

15期生は着実に成長しおります。
今週の大会も一位リーグでのトーナメントとなります。選手たちにとって良い経験となることと思います。
役員さん、保護者の皆様には卒団まであと3ヵ月程となりますが、
今後ともご協力、よろしくお願いいたします。
長文、失礼しました。
(谷津)

上沖友好杯 1位リーグ(最終日)
先週、昨日と同じ会場にて試合をさせていただきます!
春日部市の谷原西グランドに集まり強風、砂嵐の中15人で闘う。
まずは、体を暖めながら、声を出し、心拍数をあげるトレーニングから、プレッシャーを掛けて奪い切るためには、球際を強く行きボールを奪い切る。
そして、奪い切った後の、攻守の切り替えの
スピードをあげる為に、昨日同様に、狭いコートでの攻守の切り替えを意識して、球際に負けない、とても激しいミニゲームを行いました。

1位リーグ
対 上福岡 2-2  引分
第一試合目は、上福岡少年少女との試合に強風が吹き始めてからの試合になりました。
相手チームの情報を聴き、右サイドの選手がドリブル、スピードが有り突破してくるとの情報から、フォルテの左サイドバックもスピードが有り、しつこく最後まで諦めずにディフェンスが出来る選手をあてて試合に挑みました。
前半は、風下からの攻撃に前線からのプレスをかけて相手にパスを出させない。
自陣からは、ドリブルでボールを前に運ぶ!
前半のスタートから戦う気持ちを強く持ち、とても速いプレスを前線の選手がかけて、相手選手が慌てている所から奪い切り、シュート。
風下のフォルテが、先制点を奪う!幸先の良いスタートを切ることが出来ましたが、その後、相手も落ち着きはじめて、プレスに行く前に、パスを出されるなど、徐々に相手ペースになってしまい、フォルテゴールキーパーのクリアミスを奪われて得点されてしまう。
相手ペースになっている雰囲気を取り戻す為にも、選手交代で、ボールを追い掛け回してフォルテペースを取り戻したい!
しかし、風上の上福岡は、スピードのある選手が抜け出し逆転ゴールを許してしまい、前半終了。
後半は、風上からの攻撃で、8〜9割を相手コートでの試合になり、得点を狙いに行くが、相手ディフェンスも人数をかけて、体を張り必死の守りに得点が出来ない!
最後まで諦めずに戦い続けるフォルテの選手が、ペナルティエリアにドリブルでチャレンジしたところに相手ディフェンスからのチャージにて、ペナルティキックのチャンス。
キッカーは、フォルテのレフティー!
助走も良く、威力 コースも、良い!
しかし相手ゴールキーパーがナイスセーブ!
今のフォルテは、勝ちたい気持ちを強く持てている為、キッカーは弾かれたボールに、誰よりも速く反応して、左足ボレーで、ゴールに叩き込む!
その後も、風上のフォルテペースで試合が進むが逆転ゴール迄は奪えなかった!
しかし、決勝戦、3位決定戦に首の皮一枚繋がった。

次の試合は、一試合しか空かないので、なるべく風のない所で体を休めて次の試合の準備を進める!
試合時間が近づくなか、気が緩み過ぎたのか「寒い、動かない」等のネガティブな発言をするメンバーが数名?
そこで一喝をさせて頂きました。
勝ちたい気持ちを強く持ち、試合に出られない選手達もチームの勝ちに貢献したいと思っている!
寒いからいや 等の発言をすることによって、チーム全体の勝利への気持ちが下がってしまう。
そんな選手なら、控えで試合、試合に出たい!と強く思っている選手を出したほうが良い!
との話しをして、気持ちを一瞬で戦いモードにする事が出来た!

第二試合
対 ゼウシス 1-3 負
第二試合目の対戦相手は、埼玉県ベスト16に入る強豪チーム。
フォルテとしての戦い方は変えないで、ハイプレッシャーをかけ続ける事を話しをさせて頂きました。
二試合目も前半は、風下からのスタートになりました。
前線からのプレスを掛けてフォルテペースをつかみたい所でしたが、相手のトップの選手がとても上手な選手で、自分でもドリブルで勝負してくるし、見方へのパスも旨い。そして、落ち着いている!
その選手を中心に攻撃を組み立てられて、 プレスをかける前にパスを繋がれてしまい、 前半に2失点。
後半は、フォルテ風上からの攻撃で、一試合目同様に8〜9割は、相手コートでの攻撃になりました。
攻め続けるフォルテですが、なかなかゴール出来なかったが、いつもは気持ちが、優し過ぎる?ような選手が、戦う気持ちを全面に出して、ボールに食らいつき、胸辺りのボールを頭で前に進めようとしたところに、相手の足があがり、ペナルティエリア近くでのフリーキックを奪う事が出来ました。
風上で、難しいフリーキックを見事、ゴールの枠を捉えてキック。
相手のゴールキーパーは、とても大きくて上手なキーパー。横に跳び、ナイスセービング!
諦めないフォルテの選手が、相手よりも速く反応して、ゴールに押し込み1-2。
勢いに乗るフォルテでしたが、相手も気持ちを落とす事なく、風下からの攻撃ですが、トップの選手に繋ぎ、2、3人が追い越して、攻撃を仕掛けてディフェンスラインも押し上げる。
攻撃を厚くされて、追加点を許してしまい、1-3にされてしまい試合終了。

3位決定戦へは上福岡 対 ゼウシス の結果待ちになりました。
風邪がとても強く外で食事が出来ない状況に、監督、保護者の機転で、近くにあるとても素晴らしいスポーツ施設(体育館)ウイングハットの中で、昼食を取りながら結果を待ちました。

食事を済ませて試合会場に戻ると、ちょうど後半戦が始まる所で、しかも、何と、上福岡の1点リード。
自分達が3位決定戦に行くためにはゼウシスに最低でも2点差以上で勝ってもらうしかありません。
強豪ゼウシスは風上を利用して怒涛の3得点、後1点とってもらうと、確実に3位決定戦に!
しかし試合終了のホイッスル!
3位決定戦に出場するチームは上福岡とフォルテのコイントスにて決定する事になりました。
両チームのキャプテンと指導者が呼ばれてコイントス、フォルテがガッツポーズ!
3位決定戦への出場権を手にする事が出来ました。
試合開始は20分後、急ピッチで体と気持ちをあげて行きます!

3位決定戦
バンビーノFC 1-1 (PK6-5)
3位決定戦の相手もコイントスにて勝ち上がってきたバンビーノ!
コイントスにてフォルテがコートを決められる!
本日はじめて前半に風上からの攻撃が出来る!
前半で勝負を決める覚悟で試合に挑む!
しかし気持ちが空回りしているのか?昼食後の為、気が緩んでいるのか? 相手選手よりボールへの寄せが一歩、半歩遅い為にルーズボール、クリアボール等が相手ボールになってしまい、それが相手チームの勢いをつけてしまい、前半勝負を決めるどころが逆に風下の相手チームに得点を許してしまい、0-1になってしまい前半終了。

ハーフタイムで監督コーチからの一喝がはいり、前半に気持ちを持って戦ったのは前半途中出場した選手のみ。との厳しい言葉に、皆が気を引き締めた。
しかし後半は風下からの攻撃で、通常の1点リードされている状況よりも、はるかに厳しい状況。
ここで前半に戦えなかった選手から試合に出たくて悔しい思いをしている選手達等、大幅に選手交代して、勝負に挑む!
後半スタート、風も一向に弱くならずに試合が進むが、ここで本日の二試合目でも、活躍をしてくれた、いつもは、優し過ぎる?フォワードの選手が、気持ちを全面に出すかのようにボールを追い掛け回して前に、前にとボールを運び、ゴールキーパーの飛び出しよりも、速く反応して、先にボールに触り、そのままゴールにシュート。
ゴール。
選手、監督、コーチ、保護者。全てのフォルテ関係者が歓声をあげる。
同点になったが風下の厳しい状況は変わらないが、フォルテは守りには入らずに攻守しっかりと戦い続けて試合終了。
結果、1-1 同点!

PK戦になってキッカーの発表があり、フォルテは、コートの選手も、ベンチにいる選手、監督、コーチも方を組み一丸になって戦う!
相手の一人目のキッカーがポストに当ててフォルテリード。
フォルテのキッカーの中に、昨日の東彩ガスに出場出来なかったが、チャンスをもらったら必ず結果を出す事が大事。との話しを昨日した選手が、ここでキッカーになる。
後で話を聴くと、今までPK戦にて外した事がないそうです。
本日も、見事、左上隅を見事決めて、結果を出す事が出来た!
最後は、サドンデス迄もつれ込んだか、
PK戦6-5にて見事3位入賞。

2015年になってフォルテの6年生は、最後まで諦めない気持ちなのか、劇的過ぎる?試合が多い。
これも子供達の成長した姿に見えます。
フォルテからもMVPとして選ばれたのは、一日目、二日目とキャプテンを任されて、チームを引っ張り続けた選手が頂きました。
しかし今日のフォルテは、全ての選手がMVPに選ばれても良い程の活躍があり、なかでも、普段スタメンになれない選手達がチャンスをもらう機会に結果を出してアピール!
チーム全体での素晴らしい第三位だったと思います!

上沖友好杯の関係者様、その他、関係各所の皆様、本当に素晴らしい大会に参加させて頂き、本当にありがとうございました!
そして、フォルテに関わってくださっている、監督、コーチ、保護者の皆様。
フォルテの6年生での活動も、後三ヶ月を切ってしまいましたが、少年サッカーでの最後の思い出を一生の思い出に出来るように、最後までよろしくお願い致します!
本日は、ありがとうございました!

上沖友好杯 第三位
集合写真を、フォルテブログにてアップさせて頂きます。
(国生)

*********************************
 閉会式、同じピッチで戦った両チーム。片方がメダルを授与されもう一方は盾一つ。
ボールが見えなくなる程の砂ぼこり、ゴールキックがコーナーキックになる程の強風の中での試合。勝負は無情である。
勝つことの意義、この無情を選手は肌で感じたことだろう。
今までの15期生、失点すると全ての選手が自ら負けると思い込んだ。だから接戦を逃していた。しかし、今の君たちは違う。
 自分が負けたと思わない限り負けることはない。精神的に強くなったと思う。
(吉原)