6年南流山SC招待

5-4柏ラッセル、2-1松戸小金原、0-2南流山SC、3-0つくばトレセンU-11 会場 流山市江戸川河川敷

会場:流山市江戸川河川敷
順位 3位/8チーム中

予選リーグ
vs 柏ラッセル
5-4(2-3,3-1)
vs 松戸小金原
2-1(1-0,1-1)
vs 南流山SC
0-2(0-0,0-2)
予選2位

3位決定戦
vs つくばトレセンU-11
3-0(3-0,0-0)

久々の賞状とトロフィー獲得も、反省と後悔の残る1日になりました。

詳細は各コーチより後ほど。

飯塚
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【第一試合】
vs 柏ラッセル
5-4(2-3,3-1) 勝利

2018年1月14日晴れ 最高気温8度 江戸川河川敷G
南流山SC招待 予選リーグ第一戦

VS 柏ラッセルSC
5-4 勝ち

全国的にこの冬一番の寒さ。
快晴で風は穏やかながら気温が上がらない。
底冷えするコンディションの中、南流山招待初戦を迎えました。

先週までの招待試合も今一つ波に乗れず、決して良い状態ではない今のチーム。
各ポジションのフォローにまわる動きと、エリアでのプレーの選択について再確認して選手を送り出しました。

対戦相手は東葛トーナメントでも対戦しているチーム。
各選手は技術もあってサイドをうまく使ってきます。
前半は、気温低下で凍っているグラウンドに足を取られボールが落ち着かない状態。
左サイドの突破から先制点を奪うもフォルテの中盤で簡単にボールを奪われるとそのまま速攻で失点。
またパスミスをカットされて2点目とクリアミスを直接ミドルで打ち込まれ前半だけで3失点。
しかし次第にグラウンドにも慣れてきたのか、サイドを起点として中央で合わせ得点を挙げ前半を2-3で折り返します。

ハーフタイムとなり選手には攻撃ではよい形も作れているので、今やれている事を継続する事を確認し選手を送り出します。
後半開始2分、相手GKのミスを逃さず同点とし直後の3分と8分に連続得点して逆転に成功。
終了間際に1点を返されましたが、5-4で勝利を収めました。

中心選手2名欠場の中、ポジションを変えて臨んだ選手たちも、気持ちを切らさず頑張ってくれました。
また、前半1-3となったところでも粘りを見せ、前半のうちに1点返せた事、
後半に向けて自分たちで話し合っているところに選手たちの成長を感じました。
簡単に奪われることで失点は多いゲームでしたが、攻撃に関しては徐々につなぎの部分で形が増えて来たように思います。

まだまだイージーなミスが多く心配な部分はありましたが大事な初戦を勝利する事ができ、チームも勢いが出てきました。
1試合分のインターバルを経て第2戦に挑みます。

6年担当 中村
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【第二試合】
vs 松戸小金原FC
2-1(1-0,1-1) 勝利

逆転勝利となった第一試合から約40分後に行われた第二試合。相手は2015年6月の4年2ブロックの予選以来の対戦となる松戸小金原FC。
当時はボールポゼッションで若干劣ったが、セットプレーからの得点で辛くも勝利した相手。
今回、成長した姿は見せられるか。
試合開始直後からボールを保持するのはフォルテ。
ディフェンスラインと中盤で3-3のブロックを敷く相手に対し、あいだでボールを受けたり左右の幅を使いながら
常にディフェンスラインの背後を狙い続けた。
時折受けるカウンターもゴールキーパーを中心とした守りで大きな崩れは見せない。
相手のスローイン時にセンターバックの選手が一瞬だけ気を抜くが、そこを周りの選手たちが本気で注意する。珍しい光景だ。
先制点はフォルテ。
左サイドのハーフウェーライン付近でボールを受けた選手がワンタッチで浮き玉のパス。
ディフェンスラインの頭を僅かに超えると、トップの選手が良いコントロールからゴール前に運びそのままシュートしゴールネットを揺らした。
前半は1-0。ゲームそのものはフォルテのペースだったが、選手たちの表情はどこか辛そう。

後半に入るとそれはさらに増す。相手のアフターチャージやボールのない位置へのタックルで度々倒される。
そんな中でフォルテは追加点を奪う。
ゴールに近い位置での相手のフリーキックをゴールキーパーがキャッチすると、左サイドに流れたトップの選手に向かってレーザービーム。
投げたボールはハーフウェーラインまで伸びる低くて速いボールになり、受けた選手はそのまま相手を置き去りにしてゴールにシュート。
ベンチも驚くカウンターとなった。
2点差となり相手が前がかりになる。奪いに来るプレッシャーだけでなく“言葉のプレッシャー”も強くなり徐々にちょっとしたミスが増えてきた。
メンバーを代えながら3点目を狙いに行ったが、後半残りわずかのところで中盤での予期せぬバックパスに誰も反応出来ず、相手の突破を許す。
強いシュートを一度はゴールキーパーが弾くも、詰めてきた選手より先に触れず一点を返される。
嫌な空気にもなったが、なんとか守りきり2-1で勝利。決勝進出に向けて非常に大きな勝ち点3を得た。
ラフプレーにも屈することなく最後まで戦った選手はこの試合一つだけでも成長したように感じた。
勝ち点以上に怪我人を出さず終えられたのも良かった。
充実の表情を見せる選手たち。
このあとの試合、大きなショックを受けることになると誰が想像しただろうか。
第三試合に続く。

飯塚
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【第三試合】
vs 南流山SC
0-2(0-0,0-2) 敗戦

1,2試合目に本日から取り入れた組織の連動が上手く機能しチーム全体にディフェンスの意識が高く、
選手たちのモチベーションも高い状態で試合に臨んだ。
前半立ち上がり中盤でのパス交換の距離の短さが影響し相手がインターセプト、そのままドリブルインされピンチを度々招く。
センターバックが処理し事なきを得るがジリ貧な状態で後半を迎える。
後半スタートから相手の攻めの対応に遅れが出始める。DFの後ろを使われ始めキーパーも守りきれず失点する。
ベンチからなんとか流れを変えようと新たに選手をピッチに送り出すが変えきれずさらに混戦から失点。
試合中に修正出来ずタイムアップとなる。
チームにとっては、手痛い一敗を喫する。
順位決定戦を2位パートで迎える。

6年コーチ 戸張
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【第四試合】順位決定戦
vsつくばTC
3-0(3-0,0-0)勝利

第3試合を終え、悔しさを滲ませる選手達、涙を流す選手、うつむいて茫然とする選手、
誰もが敗戦のショックを隠しきれない様子でした。
しかしここまで敗戦に向き合い、逃したチャンスの大きさを感じている姿はある意味では成長しているのでは?と感じました。
コーチ陣の激励もあり最終試合はたくましさを見せてくれました。
開始早々の3分前後、この日大車輪の活躍を見せているトップの選手が裏に抜けて先制点を奪取。
その数分後にやはり同じような形から追加点を奪います。
相手チームは比較的ドリブルでの仕掛けが多いのですが一人が粘り、連動して囲む場面もあり、
シュートを打たれても体を寄せ楽に打たせるシーンはありませんでした。
前半も10分を過ぎる頃、本日やはり大活躍のキャプテンが中盤から個人技で抜け出し強烈なミドルシュート。
見事に決まり3-0。

迎えた後半戦、相手チームはフィールドを全交代し雰囲気が変わります。
ポゼッション、チャンスの回数がほぼ五分五分になり、試合は膠着します。
中盤の連動がやや少ないのか、パスが前半より回らず、個の力に頼り始める展開。
こういった時間帯にこそ落ち着いて監督の言葉を思! い出して欲しい『止める、蹴る、運ぶ』を丁寧にやることを
意識して欲しいと感じました。
最後まで気持ちは途切れずそのままのスコアで終了。見事3位となりました。
一日を通して勝ちたい気持ちを感じるプレーが多々見られました。
連携はまだまだかもしれませんがドリブル、パスの判断が的確に感じるシーンも随所に見られました。
多少がむしゃらにでもシュートにもっていく姿勢は良かったと思います。
残る試合はあと少しですが、最後までやりきって欲しいと願います。

大会にお招きくださいました南流山scの皆様、対戦チームの皆様、
本日も熱い応援をしてくださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。

名和