5年交流戦

会場 境町猿島小学校                            .

境町の境トリニタスJr.さんから交流試合の申込みがあり、境町の猿島小学校へお招きいただいた。
元気な18名が集まった。昨日から続く猛暑日となったが11人制を含む8試合を戦った。
合宿前からのテーマである、仲間でボールを繋ぐこと、その為にギャップに顔を出すこと、仲間との距離感がテーマである。
なかなか、仲間同士に通じ合うのが難しい。
ボールを受ける前の準備に課題がありそうだ。
①0-1
②3-0
③0-0
④0-1
⑤0-1
⑥2-1
⑦1-2
⑧0-0

保護者の皆さん、暑いなか、本日もサポートと応援、ありがとうございました。
境トリニタスJr.の皆さん、良い機会をありがとうございました。

詳細は関谷コーチから。

谷津
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【戦評:総括】
8月の合宿及び前日練習の成果を出すためのトレーニングマッチ。20分を8本のうち、11人制を2本行った。
「ボールを繋ぐ」「スペースに顔を出す」「仲間との距離感」
をテーマに選手たちは挑む。ポイントの試合と11人制の戦評を語る。

1本目の立ち上がりから球際で競り負け、中盤でのボールロストから速攻を浴びるなど、苦しい展開を強いられる。
DFの連携ミスから相手長身選手にあっさり先制されてしまう。

2本目は、1本目の反省を選手同士で話し合い士気を立て直した。
そのかいあってか、序盤からフォルテペースで試合が進む。
CKから中央に頭で落として混戦のなか押し込んで執念の先制ゴール。続けてFKを獲得。エースが確実に決めて追加点。
更にフォルテのポゼッション率も上がっている。
DFラインの裏へ走り込み、目先を変えた攻撃で状況の打開を試みたが、
統率された相手の守備によってオフサイドにされてしまう。
試合終了間際、センターからDFに下げたボールを右に展開。
俊足選手のオーバーラップからセンターリングを豪快に決めて追加点。テーマが活きたゴールだった。

5本目・6本目は11人制。大会を想定した布陣で挑む。
3-2-3-2のフォーメーションでトップ下の両サイドがキーマンとなる。
試合開始早々からボールが真ん中に集まる。ボールがつながらない中でも支配率が徐々に相手側に移っていく。
MFとDFの連携が取れずそのまま先制点を与えてしまう。気持ちを切り替えた6本目でも中央にボールが集まってしまうが、
ベンチからの鋭い声掛けもあり、徐々にボールがサイドへ回るようになってきた。
ワンツーの意識も高く、成功率も5本目と比べて上がってきたことで右からの展開で連続得点。
ようやく広がるサッカーが出来てきた時だったが、徐々に相手の強気なスルーパスに手を焼き始め、
終了間際にカウンター攻撃の単発を浴びてしまい終了。

最後に、夏日に近い残暑の中、選手たちは懸命に走っていた。20分×8本を最後まで戦い抜いたことは、
真夏の合宿の成果の賜物だと思う。
それでもこれからは、がむしゃらだけでは勝てる試合が少なくなってくる。
勝つためには、連携した戦術を取り入れることが、次のステップにつながるだろう。
ポイントは中盤の連携とセットプレー。
最近は、右サイドからのオーバーラップは武器になる兆しがあるため、
次はその連携を生かすFWと中盤の動きを確立させたい。
セットプレーでは、ポジショニングに迷ってる選手がいる。選手間で意志疎通が取れていないことが目立つ。
セットプレーは直接得点に結び付くし、狙って蹴れる選手たちも芽が出てきたことで、
そろそろフォルテの武器にしていきたい。

5年 関谷