第2ブロック5年生大会 第2節

0-3 矢切SC、1-0 新松戸ホワイト

場所:主水グランド

1試合目
フォルテ0-3矢切SC

ジリジリと夏の日射しが容赦なく照りつける中での2ブロック予選②2日目。
フォルテ選手10人で試合に臨んだ。
猛暑により、立ち上がりから自分達のペースをなかなか掴む事が出来ず、攻め込まれる場面が続く。
相手選手のセットプレー、ゴール前での自陣クリアミスにより、1点をゆるす。
その後、またの相手選手のセットプレーからゴール前にて混戦、ボールが宙に浮いた際、ボールウォッチゃーとなり、相手選手のマークをおろそかにしてしまい、相手選手の頭で押し込まれてしまった。

体力消耗著しい中、相手選手にくいついていくものの、プレスしきれずペナル
ティエリア付近からシュートを放たれた。キーパー、そのボールに1度触ったものの、ボールに勢いがあった為、前に弾く事が出来ず、失点となった。
勝つことのみを考え、勝利を信じ、2試合目へ。
(前田)

対新松戸ホワイト1ー0

昨日の猛暑の中での戦い方を反省しリベンジを誓った予選2日目の第二試合。決勝トーナメントに進むためには絶対に負けられない新松戸ホワイト戦。
相手はベンチを含め総勢19名。一方のフォルテはベンチを含めても1名減の総勢10名。数の面では圧倒的に不利な体制での戦いである。
第二試合の天候は昨日より雲が多く若干風が感じられるもののピッチの気温は間違いなく35度を超えているであろう。控えの選手がいない中での戦いは子供達にとっては極めて過酷な状況である。
数的に不利な状況での戦いはボールを受けたら長くキープせず瞬時の判断で前線のスペースにボールを放り込むこと。これを徹底すれば必ずチャンスがうまれる。1名減でも気持ちで負けるな。
自分達の売りである早いプレス、そしてチャレカバを徹底しよう。こういって送り出した前半。
相手チームは個のテクニックとバックラインのスペースへのパス出しが素晴らしい。中盤の高い位置で早いプレスをかけようとするものの一試合目の敗北をひきずっているのか、微妙にボールを奪えきれない。

本当に勝ちたいのか?10人を劣勢と思うな。全員にその気持ちがないと絶対に駄目だ。喝を入れた。
ハーフタイム。昨日とはうってちがい誰一人弱音を吐く選手はいない。今日参加できなかった選手のためにも頑張ろう。
そして迎えた後半。相手のファールから得られたフリーキック。
魂のこもったミドルシュートがネットを揺らす。実はこの選手。前半戦にPKのチャンスを得たが、相手名キーパーの好セーブに阻まれ惜しくも得点には至らなかった。
後で聞くと失敗を悔やむより次のチャンスは絶対にものにしようと心に誓っていたらしいのである。そんな気持ちからもぎ取った1点。失敗は所詮過去のこと。それを糧に次にチャレンジすれば必ず次のチャンスが巡ってくる。そのことを絶対に忘れないで欲しい。
今回の試合ではそのような片鱗が他にもいくつか見られました。ヘディングを怖がっていた選手が何度も逃げずに競りにいく。ピンチな局面で今迄と違った選手が声を出し始める。
このような積み重ねが子供達をどんどん強くしていきます。

後半の飲水タイムの後、さすがに体力の限界からかピンチな局面をなんども迎えましたが気持ちの入ったプレーでしのぎきりタイムアップ。
1試合目に継ぐ死闘の中で全ての力を出し切った子供達は、試合終了後ベンチにしゃがみ込む姿もみられましたが、目は充実感で輝いていました。

来週の土日は6年生に帯同する形での遠征です。6年生の胸を借りる気持ちで失敗を恐れずどんどんチャレンジして欲しいと思います。

本日も猛暑の中、多大なるご支援とご協力を下さった保護者の方々本当にありがとうございました。
(矢形)