6年第11回SAカップ(U-12)

高柳FC、南流山少年、早稲田つつみFC 会場 野田市スポーツ公園

6年SAカップ U-12
一昨日は雪が降った。2月は年間で一番寒い気がする。しかし本日のスポーツ公園、風は冷たいものの気温16度、ピッチに春を感じた。

先週の上沖招待に続き梅郷SCが主催する大会。
大会規模は6チーム

予選リーグ
①高柳FC 1-4
②南流山少年 1-1
2試合とも相手は組織で戦うチーム。2試合目は良く戦うもバラバラでは勝つのは難しい。

順位戦
③ 早稲田つつみ 5-1

3試合とも「一生懸命」は伝わってきたが、闘うサッカーではない。戦うサッカーをしてしまった。
Jrユースを目前にサッカー観も一回り大きくなりたい。
詳細は佐々木コーチから

本日はとなりのピッチで2年生もSAカップ(U-8)に参戦。
お団子サッカーに新鮮味を感じた。
優勝おめでとう「フォルテU-8」
(吉原)

6年SAカップ U-12
梅郷SC主催、さまざまな地域から6チームが参加し大会は行われた。
週末の雪も完全に溶け、風は冷たいものの河川敷にしては比較的穏やかなサッカー日和となった。

6年生としては残り数少ない大会。そして、このチームとして2年生の時に参加したSAカップ。
その時は一番大きなトロフィーを持ち帰ることが出来たこともあり、もう一度タイトルを取りたい。
フォルテ野田u12は、ホームグラウンドともいえる野田市スポーツ公園に12人の選手が揃った。
前日の練習での課題、①闘う気持ちを持ち、②チームとしての纏まり、声を掛け合う事を、再確認して挑むはずであった。

予選リーグ
①高柳FC 1-4
 試合へ出た選手の入りは悪くなかった。かなりディフェンシブではあったものの、しっかりと闘っていた。
 前半14分の失点の場面は、細かな判断の遅れが連続したことによるものであり、崩されたものでも無かった。
 そして、5分後のしっかりと取り返すことが出来、ハーフタイム。選手の顔を見ると笑顔ではない。むしろ緊張した感じの強張りさえ感じた。
 メンバーを変更し後半へ。
 前線、中盤のディフェンスが鈍くなっているのがわかる。後半の半ばまでは、GKを含め体を張りながら失点を防いでいた。
 そして後半15分、判断ミスから相手にコーナーに近いタッチライン付近でフリーキックを与えてしまった。
 そのままサイドネットへゴール。痛い失点となった。
 この失点により、選手たちは下を向いてしまい、顔を上げもう一度取り返すという気持ちは見られなかった。
 そして2分後に追加失点。終了間際にダメ押しの失点。
 今日の課題であった、①闘う気持ちを持ち、②チームとしての纏まり、声を掛け合う事。 共にできずに消化不良となった。

②南流山少年 1-1
 第一試合の反省をもとに、試合に入る。試合に入る準備と気持ちが強い選手に頑張ってもらいたい。
 前半10分以内にお互い得点をとり、緊迫した状態。
 選手たちも、先ほどの試合に比べしっかりとしたプレーを続けている。
 相手のチャンスにも、しっかりとアタックし失点を阻止。
 何とか終了のホイッスルとなり、引き分け。
 しかし、個々の頑張りは見られるものの、組織としての纏まりに欠ける。

順位決定戦
③ 早稲田つつみ 5-1
 ここで負けたら、今大会最下位となる。何とか立て直したい一戦。
 全くチームとして、歯車が嚙み合っていない。
 個人プレーが目立ち、周りとのコミュニケーションが無い。
 開始約8分、先制点をとられてしまう。
 やっと目が覚めたのか、チーム内で取り返す気持ちが見え始めた。
 その後13分、15分、16分と得点を重ねだんだんチームのムード変化が出てきた。
 後半に2点の追加点を取り、勝利。

今日の3試合すべてにおいて、大半の選手の一生懸命なプレーは見られた。
しかし、途中手を抜く選手、ベンチでは全く試合に入らず自分の世界の選手。
チームとして闘っていない行動がどうしても気になってしまった。
 
試合途中、終了後のミーティングで再確認をし、選手達のみで反省会、できたこと、できなかったこと、その理由など、考え直す時間を作ってみた。誰が纏めるのか、リーダーシップをとれるのか。自分の意見や発言をできるのか。自己アピールをして回りへの要求ができるのか。
予想通り、一部の選手は下を向き参加する気持ちがみられなかった。
あと数カ月で、今よりももっと厳しい世界に入っていく。誰も後ろを向いで、おいでおいでと手招きをし、優しい声などかけてくれない世界。
もう、みんな平等の意味が違うのです。与えられたことをこなす時期は終わりです。自分で見て、考えて、努力しアピールできれば目を向けてもらえる。半面、自分を売り込めなければ、だれも見向きをしてくれない。そこを考えて、今からチャレンジしてもらいたい。
厳しいかもしれませんが、これが現実です。

今回主催者である梅郷SC関係者様、また各地から参加されたチーム関係者様、早朝からフォルテの活動にご支援いただいた保護者様、ありがとうございました。
ジュニアユース時代への階段を登ろうとする選手たちへ、暖かいご支援と、厳しい目線で送り出す準備にご協力いただけると幸いです。
(佐々木)