6年片品夏合宿

【片品合宿1日目】2014年8月1日

合宿1日目、野田を6時に出発して12時30分にサエラグランドにて、開会式!
その後、スクールにて様々なリフティングをした後にシュート練習をしました!

一名、熱中症が出てしまいましたが、全員揃って宿にて夕食!

その後、夜のミーティングでは、チームの仲間の事を書いてもらい、それが誰なのかを当ててのビンゴゲームをしました!
とても盛り上がって、夜のミーティング終了が21時30分になりました。

今日も、5時15分起床してからの全員揃って朝のジョギングから河原での水遊びで、合宿2日目をスタートしました!

いよいよ今日から試合が始まります。
選手達は、6年最後の合宿での優勝目指して真剣に戦って行きますので応援をお願い致します!

6年国生

——————————–
——————————–

【片品合宿2日目】2014年8月2日

早朝5時だというのに山の間から差す日射しは強い。宿舎から700メートルほど離れた場所に沢があり、
そこで選手達は各自散策に入り、爽快な顔が目に入る。
宿舎に戻り、試合の準備も入念に行い、いざ会場へと移動した。
午前中は1日目と同様、サエラサッカー場にて
実技指導を受け、各自緊張感を持ち合わせた中、熱心にボールへと気持ちを向かわせていた。
実技指導も終了し、いよいよ初戦が待っている別会場へ向かった。
会場へ着き試合前のアップをしている最中、
突然雲行きが変わり雷雨となってしまったため、本日の試合日程は全て中止となりました。
寄宿した頃には雨も上がり、午後の日程を思案したなかで、宿舎のご厚意も受ける事ができ、宿舎近くの空き地にて練習を開始。
明日の試合に向け準備万端です。
ミーティング時には明日の日程を確認しました。また、本日の最優秀賞を選手達からの選出により決定しました。
生活面、気づき、気遣いを振り返った中で選出されたものです。サプライズプレゼントを受け取った選手は満面の笑みを浮かべていました。
明日は大事な初戦です。全力プレーで勝ちにいこう!
6年前田
————————–
午前中練習をサエラで終え、戸倉サッカー場へ移動すると、雲行きが怪しくなり、雷雨となり、
1時間程度、天候回復を待ちましたが、残念ながら本日の試合は全て明日に持ち越しになりました。

6年谷津
————————-
今年の片品(戸倉)は天候不良で1試合も消化出来ず自然の気まぐれに悩まされている。
とにかく暑く、雷や局所的な大雨に手も足も出ない。
本日は、1名の選手が熱中症で山を降りた。
ミーティングでは、扇風機を5台回しても気分を悪くする選手が出てしまった。

どう立て直すかは明日、明後日の指導者に託されている。

コーチ全員が気を引き締め頑張らなくては選手はついて来ない。
頑張れ選手、頑張れコーチ!
****吉原****
——————————–
——————————–

【片品合宿3日目】2014年8月3日

[午前の部]

第1試合 上松山 0ー0 引き分け

第2試合 アラジン 5ー0 勝ち

昨日の雷雨で延期になった、サッカーフェスティバル(8人制)の予選リーグが本日、4試合が予定された。

例年にない暑さの中、戸倉サッカー場に優勝を目指し16名の選手が集う。
アップを開始するが、砂地の様なピッチの為、スタミナ消耗が激しい。
そんなピッチに不慣れな選手達に基本を中心の練習をさせるが、集中力が無い。案の定、コーチから激怒され気持ちが入り試合時間となった。

第1試合の上松山は、4年生の時に1度、対戦しフォルテが勝利していた。
試合開始から、激しいプレッシングの攻防戦。ポゼッションは五分五分。そんな中でも、サイドから攻撃を仕掛け流れを引き寄せ様とする。
1、2度チャンスが来るも決めきれない。逆にヒヤリとする場面が。
選手交代で流れを変えようとするが上手くリズムを作れず前半終了。
後半もサイド攻撃を中心に、徐々にチャンスを作り出す。やりたいことは明確だ。リズムも掴めてあとは決めるだけなのだかネットが揺れない。
気付くと試合終了。
勝たせてあげれ無かったと反省した試合でしたが、内容は悪くないと、強く感じた試合でした。

上松山戦の内容でと迎えた、本日2試合目。
相手は5年生と年下のチーム。身体も技術もフォルテが勝る。大量得点を取ると掲げ、前半が開始。
しかし、気温上昇と共に動きが悪く、ミスを連発。前半、終わって見れば、1ー0とグタグタ試合。
大量得点を取るんだろ〓と気持ちを入れ直し送り出した、後半。
怒涛の攻撃をし、後半4ー0。
2試合を通じ、やれば出来る子達だと感じた試合でしたが、子供達の指導にまだまだ自分の考え方、力が足りないと改めて思いました。

本日も早朝よりご協力頂きました保護者の方、また現地へ日替わりで応援と対応をして頂きました保護者の方々に感謝致します。
有り難うございました。
まだ合宿は続きますが、ご協力を宜しくお願いいたします。

6年福島
—————

[午後の部]
昨日の雷雨の影響で、昨日やる予定の試合が午前8時30分キックオフに変更されました!

昨夜のミーティングでも、疲れから体調不良のメンバー、昨日の練習時にも、体調不良のメンバー 
様々な監督、先輩コーチから、今年の片品合宿の暑さは異常です!との
言葉通り連日様々な子供達が体調不良になりながらも、保護者のバックアップのお陰で頑張っています!

早朝8時30分キックオフになりながらも、朝のジョギング、散歩(河原遊び)を済ませて気持ち良く一日をスタートさせる!
 
大会予選Gグループの4チーム総当り戦!
一日で4試合を戦い抜く!
1位と2位だけが決勝トーナメント!

以下、午後からの二試合

午前中の二試合が終わり、食事を済ませてからの二試合。
午前中の戦いから昼休み戦う気持ちをオフにしている選手達に、戦う気持ちをオンにするために、体をぶつける一対一のアップを行う!
二人の選手が厳しくあたり足を負傷するメンバーが出てしまったが、お互いに気持ちのこもったプレーからの怪我、
大事を取ってアイシングにて対応。

(3試合目)VS KT・ユニオン
5-0  勝ち

スタートから気持ちがこもったプレーをする選手達、所々で、監督、コーチからのアドバイスを受けて更に動きが良くなる!
結果だけを見れば大差にて勝利ですが、リーグ戦の戦いかたを監督から話して頂いたお陰で、気持ちが切れない良い試合をしました!
しかし、決めなくてはいけないシュートチャンスに決めきれずに、『惜しい』の言葉が多く、
そこを『惜しい』では、ダメなんだ。決める所で必ず決める事が大事!との話しをしました!

(4試合目)VS ファカルティFC
8-0  勝ち

予選最終試合、今日の最終試合です!
予選一試合目に引き分けたチームとの得失点差を感じながら、フォルテの結果を見てから試合が出来る予選一試合目の上松山クラブの
有利な状況の話をして、『10点取る!』との目標をチームでかかげて試合に挑む!
前半からハイプレッシャーをかけて相手のボールを奪いに行く!
今日一日、サイドスペースからの攻撃をチームとして意識して、ディフェンスのオーバーラップも何度も挑戦して、
厚みのある攻撃が出来ている!
結果、8-0での勝利。
『10点取る!』との目標までは、とどかなかったが、12分ハーフでの試合で8点を取った事は、自信を持って良い結果だと思う!

今日一日の4試合を終えて、監督からのご褒美で川遊びが計画されていて、予選の結果を確認する事なく移動の準備を始める!
その時、突然の豪雨!
保護者、監督、コーチの迅速な対応のお陰で、選手達は、雨に濡れる事なく移動出来た!
移動の間際に、大会本部から予選の残り試合の続行不可能の判断で残りの試合は、すべて0-0の引き分けになり、
結果フォルテ野田の予選一位通過が決定しました!

豪雨の影響で、ご褒美の川遊びが出来ないかと思ったが、バス移動中に雨も、やみ始めて、奇跡的に無事川遊びも出来ました!

今日一日、本当に選手達は頑張って戦いました。
しかし、この合宿のチームの最終目標は、『優勝』です!
明日は、更に厳しい試合が続きますが選手を信じて戦って行きます!

保護者、監督、コーチに選手みんなで本当に感謝して、明日は結果で恩返しが出来るように頑張ります。

6年国生
——————————–
——————————–

【片品合宿4日目(最終日)】2014年8月4日
第17回尾瀬片品少年少女サッカーフェスティバル
決勝トーナメント(15期生夏合宿最終日)

今年の片品は暑い。
いつもなら夕暮れともなると、涼しく爽やかな風が吹くのだが、
夕食後のミーティングでも熱気が部屋にこもっている。
宿のおばちゃんも例年になく暑いと言っていた。

選手17名で望んだ夏合宿は已む無く1名が下山し16名となった。
2日目に下山する選手がみんなに残した言葉「優勝」。
ほとんどの選手がしおりの目標に掲げた言葉「優勝」。
昨年決勝トーナメント1回戦で敗れサエラへ届かなかった15期生。
昨日までの予選リーグではまるで砂場のようなグランドで
4試合を闘い、3勝1分け18得点無失点で終えた。

天の恵みか運命の悪戯か、グランド予定が変更され
本年は決勝トーナメント1回戦をサエラで迎えることが出来る。

1回戦 vs 湘南ラガッツオα(2-0)
先週の八千代町招待試合でベスト4をかけ望んだ試合で悔やんだこと。
先制し、追いつかれた時の「全員が下を向いた」。
今大会決勝トーナメントでは厳しい試合が予想される。
「下を向かない」ことをコーチから言われ真剣に聞き入る選手たち。
どうやらやる気も緊張感も十分なようだ。
そして、本日初戦のホイッスルが鳴った。
開始5分、フォルテ陣内でDFの遅れから相手FKを与えてしまう。
しかしボールは枠の外へ。ここから得意のサイド攻撃でカウンターを
仕掛ける。すると、左サイドを駆け上がった選手が見事先取点。
その後も右サイドを選手を入れ替え追加点を奪おうとするが、
追加点が奪えない。ここでFWを交替し足の速さを活かし、
追加点を奪いに行く。
するとカウンターから奪ったボールを右サイドから抜け出し、
相手GKの左手を抜けるシュートで追加点とした。

2回戦 vs 霞FCジュニアA (2-2 PK4-3)
2回戦は体と体をぶつけあう、更に激しい試合となった。
開始早々2分、不運からCBがPKを与えてしまう。
これを決められ先取点を奪われてしまった。
しかし、本日の試合開始前に約束した「下を向かない!」
ピッチ内の選手もベンチの選手も誰一人として下を向いていない。
ここから両者一歩も引かない展開が続くが、
フォルテのコーナーキックを1本決めきれず、2本目。
昨日の予選から続けている課題「おしい」ではなく、
シュートは狙って打ち「決めきる」。
いつも左コーナーキックを蹴る選手。実に良いボールだ。
すると、音も無く早足の選手が飛び込み左足のダイレクトボレー。
狙ったシュートを決めきった。これで同点。
「いける!」激しいプレーが続く中、
相手ペナルティエリア外でのFKのチャンスを得る。
これもキレイに決めきり勝ち越し点とした。
これより怒涛の相手の追い上げが始まる。
苦しいなか、フォルテのペナルティエリア内でファウル。
PKを与えてしまい、同点となった。
勝負はPK戦へ。
PK戦は3人。3人目以降はサドンデス。
4-3と勝ち越し準決勝へ。

準決勝 VS 新座陣屋キッカーズA(1-1 PK4-3)
決勝まであとひとつ。
昨日の4戦と本日の2戦、気温が高く暑いなか、
体力の消耗が激しい。しかも試合の相だは30分程度しかない。
保護者が用意してくれたおにぎりをひと口だけ食べると
もう時間だ。つらいが頑張ってほしい。
相手はCBが背が高く、易々とは抜けそうにはない。
キックオフ前の掛け声も自然とピッチと供に
ベンチの選手も声を出している。
チームが自然と一体となり声が出ている。
開始直後からやはりこちらの攻めが背の高いCBに
跳ね返される。
しかし、何とかチャンスを作り出そうと、
頑張っている。
攻め込まれたボールを左SBが奪い返すと、
MFに繋ぎ、FWが抜け出し先制点とした。
後半に入ると相手の攻撃の基点となる選手に
ボールが集まる。ワンマークを付かせ、
闘っていたゴール前、オウンゴールを
与えてしまい、同点となった。
またしても勝負はPK戦へ。
ピッチ内、味方のキックを見守る選手は肩を組んでいる。
すると、ベンチでも控え選手全員が肩を組んで見守っていた。
本日2戦のPK戦、勝負を決めたのは
昨日の予選リーグでのチーム内MVPの選手だった。
目立ちはしないが、実直なプレーで献身的な選手だ。
予選でも何度もサイドバックからオーバーを繰り返し、
体力的にもキツイはずだが、何度もピンチを救い、
攻撃にも参加した。
PK戦でも落ち着いて決めきり、勝利へと導いた。
PK戦:4-3 決勝へ

決勝 VS 所沢サッカークラブジュニアA 0-3
ついに一年越しの念願の舞台。
総勢46チームの頂点を決める舞台に。
キックオフ前には全選手・監督・コーチが輪となり、
エンジンの声を出し、勢いをつけ、
4年生選手・コーチも応援に駆けつけキックオフ。
序盤から相手の素早いプレッシングサッカーに
中盤にボールが納まらず、攻撃のチャンスが作れない。
相手の攻撃に逆サイドをつかれ失点。
しかし、ここでも下を向く選手は一人もなく、
必死に声をだし、挑み続けました。
後半終了間際にも3点目を失点しましたが、
選手達は笛が鳴るまで走り続けました。

今大会は準優勝で幕を閉じました。
大会よりベストイレブンが発表され、
フォルテより3名が選出されました。

帰路では途中の「吹き割りの滝」で散策と休憩をとり、
高速道路のSAで夕食をとりました。
昨年までてこずっていた、夕食もスムーズに済ませていました。
保護者の待つ野田市役所に付く頃には日も暮れ、解散となりました。
本日のチームMVPには今大会で最も得点した選手が選ばれました。

保護者の皆様
今年も快く夏合宿に選手を送り出してくださり、ありがとうございました。
1年越しの目標が実を結び、準優勝という結果を残すことが出来ました。
今年の片品合宿は天候に左右され、例年にない暑さに見舞われ、
かなりのハードスケジュールとなりましたが、
このような素晴らしい結果を残せたのも、役員さんをはじめ保護者の
方々の暖かいサポートがあったからこそと、感謝しております。
選手は今大会までを通し、挑み続けました。
そして自分達の力で決勝の舞台に立ち、堂々と闘いました。
これからも招待試合、JAバンクカップ等試合が続きますが、
今後ともどうぞ応援よろしくお願い致します。

追伸①
お世話になった「民宿・藤よ志」のおばちゃんも、
結果報告をしたところ、大変喜んでいました。
「またお待ちしています」とのこと。

追伸②
予選リーグ当日に宿にオレンジユニフォームを忘れた選手がいました。
すると選手のなかから、ホワイトユニフォームで出来るよう、
コーチに聞いてみたら?と声が数人出たそうです。
忘れた選手はホワイトユニフォームを持っていましたが、
結局コーチに言い出せませんでした。
声をかけた選手たちも、忘れた選手自らがコーチに言ったほうが
良いと考え、コーチには言わなかったそうです。
(当日夜のミーティング時に全員で話し合い知りました)
選手達は自ら考え助け合いや自立を促していたのです。
この件は忘れた選手は当日はベンチでしたが、
仲間の気持ちに感謝していたことと思います。
選手の助け合いと判断に感激しましたので書かせていただきました。

6年谷津