サッカーをする子を持つ親の方に

サッカーをする子を持つ親の方に

練習や試合を見に行ってあげましょう。

・もし時間があるなら、子供と楽しみの時間を共有してあげて下さい。

・子供もそれを望んでいるはずです。

選手たちの判断を尊重してあげましょう。

・自分で判断をし、プレーをすることが、サッカーでもっとも楽しく、そして重要なことです。

・外からの声で彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。

レフリーの判定を批判しないようにしましょう。

・たとえミスジャッジがあったとしても、それも含めてサッカーというスポーツなのです。

・子供たちがフェアプレーの精神を学ぶ妨げならないようにしましょう。

試合ではすべての子供達を応援してあげましょう。

・自分の子供だけにならないよう、チームのサポーターになってあげて下さい。

ゲームでは、相手のいいプレーにも拍手をしてあげましょう。

・相手チームは敵ではなく、サッカーを愛する仲間です。

・相手チームのいいプレーに対しても拍手をしてあげることが、子供たちにとってもいい影響を与えるはずです。

試合が楽しかったか、エキサイティングだったか、聞いてあげましょう。

・大切なのは、勝敗よりもサッカーを楽しむことです。

・結果だけを聞いていると、勝敗に対するプレッシャーを与えてしまいます。

クラブでの役割は指導者に相談してください。

・クラブでの仕事をサポートしていただけること、特にけが等の不慮の出来事の際などは非常にありがたいことです。

・しかし、子供たちのためと思って行うことも、やりすぎてしまうと、時には選手が自立することの妨げとなることもあります。

身体づくりの手助けをしてあげましょう。

・身体づくりには、トレーニングだけでなく、バランスのとれた食事と十分な睡眠、そして規則正しい生活習慣が欠かせません。

・子供たちがより楽しくサッカーができるように、身体づくりの手助けをしてあげましょう。

勝敗で指導者にプレッシャーをかけないようにしましょう。

・コーチ達は目先の勝利よりも、一人一人の選手たちを将来に向けて大きく育てようと指導しています。

・親が目先の勝利にこだわってしまうと、結局は、そのしわ寄せが子供たちにくることになってしまいます。

子供たちがサッカーをする事を刺激し、勇気づけてあげましょう。

・調子のよいときだけでなく、調子の悪いときも励ましてあげましょう。

・ただし、過度の期待は、子供にとってはプレッシャーとなり、知らず知らずのうちに、子供を追い詰めてしまう場合があります。

・サッカーをするのは、あなたではなく、あなたの『子供達』なのです。

・子供達には、『子供』でいさせてあげましょう。

ノルウェーサッカー協会「12歳以下若年層育成のためのスローガン-親のための10の心得」を紹介した小野 剛著「クリエイティブ サッカー・コーチング」を元にサンフレッチェ広島ジュニアチームが提言したスローガンです。