JAバンクカップ・チバテレビ旗選手権大会

1回戦
0-1 ヴィスポ柏99FC

第37回を迎えた今大会、345チームがエントリーしている。
主管として望んだ今大会、事前からスタッフ・保護者が念入りな打ち合わせを
行い、準備万端で初戦を迎えた。

前日準備も秋晴れであったが初戦当日も秋晴れの日差しと、
河川敷の風が吹く利根川河川敷野田市スポーツ公園。
主管を務めるスタッフ・保護者は朝早くから集まっていたが、
フォルテの初戦は午後からだ。
選手はお昼前に集まり、昼食を会場を見下ろす土手で済ませ、
徐々に試合の緊張感を高めていく。
本日は18名全員が揃った15期生。
夏合宿が終わってから新しいことに挑んでいる15期生。
ぜひ、本日の初戦も強豪の相手に挑んでほしい。

前半 0-0
キックオフは相手ボールからスタート。お互いに前線からの
ハイプレッシャーでの始まりとなった。
左からの攻め上がりからコーナーキックを得るが、
相手DFが弾いたボールを僅かに押し込めず。
立ち上がりからプレシャーをかけ、良く闘っている。
奪ったボールを前に運び、「ワンツー」や「落とし」を使いながら、
攻め込んでいるが、相手の素早いDFになかなか得点を奪えない。
更にコーナーキックを1本、枠に向かったミドルシュートが2本あったが
お互い無得点で折り返す。

後半
流石にボールを奪い攻めこもうとしても、
バイタルエリアに侵入させてもらえない。
相手のプレッシャーからシュートが打てず、
孤立してしまうことが多くなってきた。
少しのミスで焦りが生まれ、焦りが連鎖してしまう。
焦るな。じっくり行け。ベンチからの声とはウラハラに
焦りから攻め急ぎ、カウンターとなってしまう。
幾度かのカウンターをカバーしていたDF陣だったが、
センターライン付近からスピードにのった相手に突破されてしまう。
そしてこれを逃さず勢いよく攻めあがってきた選手に見事な
シュートで決められてしまう。
その後諦めていないフォルテメンバーも必死にゴールを
奪いに行き、シュートチャンスを作るが決めきれない。
守る相手も必死ななか、バイタルエリアに強引に突破仕掛けた
フォルテ選手を倒しFKを得るが、決めきれず、
タイムアップとなりました。

終了後、涙を流し悔しがる選手もいましたが、
新しいことに挑みはじめ、本日の試合で得た実感に
ステップを上っていることを感じた選手もいたことと思います。
コーチ陣は本日の試合、とても良く闘ったと感じています。
来月には東葛大会が始まります。
良い結果を残せるよう、挑み続けましょう。

本日の初戦、主管ということで、
ご苦労をおかけしました6年生役員さま、保護者の皆さま、
お手伝いいただきましたコーチ、監督、
無事に終えることが出来ました。
ありがとうございました。
そして、応援に駆けつけて下さいました皆さま、ありがとうございました。
(谷津)

優勝を狙って試合に臨むのだが、だれもが甘いということは分かっている。
1試合でもこの大会で多くの試合をしたいということだ。
頂点に届かなくとも自分のベストを尽くし、自分の最善のプレーが出来た時、選手はにやけた笑顔になる。
それで良いと思う。
先日、ホストチームとして闘った大会の決勝。敗れて多くの選手の目に大粒の涙が流れた。
この大会を支えてくれた多くの関係者がいる事を教えるのも我々指導者の役目と思う。

涙の数ほど強くなれる。
選手は生きている。
チームも生きている。
だから明日からまた頑張ろうと思う。
(吉原)